「経営と情報通信」研究会(第13期第6回)記録

 

                           文責: 辻 淳二

 

 2001年3月26日(月)に開催、出席者9人、2次会参加4人。年度末だったせいか、直前に欠席になったり、当日来られなくなった人が計5人も出て、人数はヒトケタに留まった。

 内容は、河野二郎さんが奥さんの慶子さんと一緒に「常春気功ネット」という健康気功の教室を始めてから一年経ったのに伴い、開業準備から今に至る実体験や苦労/感動のあれこれをご開示頂き、そのビジネスを学び、交流を深めるという狙いに沿ったものだった。途中では、参加者の中で気の通りのいい山田さんをモデルに、「気の詰まりを通す」「気の力で動けないようにする」等の実演も見せて貰った。

 プロとしてやって行くには当然とは言え、理論をしっかり身につけ、肝心なことながら我々はつい手抜きしてしまう“継続的鍛錬”も誰よりもきちんとしていることが言動などに窺え、(当会ではアマ時代から「大したもんだ」との評価を得ていたが)「この一年のさらなる前進」をあらためて印象付けた一夕だった。

 お話を受けての、質議応答の要旨は以下の通り。

山田: 自分も気功の鍛錬をしていて、大宮の教室に通っている。30歳台ながら、林厚省先生が日本に来た時に通訳をした人が先生だ。そこで、東洋医学のレクチャーも受けているが、何度教わっても覚えられない。その点、今日の図はイメージで表現されていて、分かりやすい。ところで、6番目が心包だが、それはこの図のどこに対応するのか?

河野: 経絡論だと、6臓6腑だ。5行論はバランスを重視した哲学(考え方)で、臨床上100%正しい訳ではない。

上野: 気功の力をどうやって体得した?

河野: 伊藤鉄民先生から教わって、後は実践しながら高めている。絶えず修行をすることが大切だ。

倉石: 自分も気功をやっているが、感度がいまいちで挫折中だ。感じる/気が出せるはいいが、丹田に気を蓄える/緩める等はなかなか難しい。特にサラリーマンは屈託が多くて、身につかないようだ。

山田: 私も同じ経験をしている。

河野: 日本人は感覚感応を重視しがちだが、中国人は人の気に対する感受性は重く見ていない。日本型の典型例が西野塾で、武術気功の楽しい遊びの所を強調しているが、それだけだとアンバランスの極みになる人も居る。当方は、20本ある経絡(正経12、奇経8)を一本一本通して行くことを重視している。

上野: 料金体系は?

河野: 別資料に料金表がある。会員は、会費が月に一万円。会員外(体験)は一回5,000円、整体は会費とは別料金でやっている。

辻: 教室に行くと、最後に一人一人気を通してくれるが、あれは通りの悪い経絡を見つけて通してくれているの? とてもいいものだけど。

河野: 正中線に沿って、気の流れを通している。静かな快感と言うか、受けた方は瞑想状態になり、力が漲ってくる。

辻: あれは何とも言えずいい。あれを毎週貰っているので、「この冬は、風邪を引かない」との確信があって、実際引かなかった。

上野: 「ガンの人を治せる」のはどのようにして?

河野: 教室に来て、毎日自宅でもやって、必要に応じて整体を受けるのが普通のやり方だ。

上野: 私の知人にも直せる人がいるが、最近患者にエネルギーを取られてしまって自分は調子悪くなっているらしい。私にとっては人間ドック以上に頼りにしている人だが、自分のじんましんやアレルギーは治せないという。

河野: 自然に身についた霊能者タイプの人はそうなりやすく、たいてい早死にする。

上野: そう言えば近親者に霊能者がいるが、早死にしている。

河野: 中医学は2000年から3000年の歴史があり、基礎的な訓練をしないとダメと言っている。

倉石: 理論体系は、この資料では分からない。いい本はないか?

河野: 鉄民先生の本があるが、7,000円と高価で、やさしくはない。本当のことが書いてあるが。

倉石: やさしい本を書いては貰えないだろうか

河野: 先ずは教室に来て頂けると有難いのだが。2〜3年後には出したいが。

辻: 自分の場合、まだ内弁慶ならぬ“河野教室弁慶”で、教室ではよくても外で力が出せるには至っていないと感じているが?

河野: 経絡が部分的に通っている段階なので、人に気を出そうとすると硬くなったり、自分のパワーが取られたりしてしまうのだろう。

河野: 私の場合センサーが開いているので、人や物から出ている気にすごく感じる。悪い気を出している人にはグーっと吸い取られるし、骨董には嫌な思いが篭っているのが多くて怖い。楽器も、いい楽器ほど良い気が出ている。仏像は、いい思いが入っているのが多い。

                        − 以上 −

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