「経営と情報通信」研究会にようこそ             

相馬御風さんの仕事部屋(右奥2階)

良寛の書(凧の絵)

会津八一さんの仕事部屋(洋館2階)

  表紙のことば

  今年の梅雨はまともに雨が降って、晴れた空や爽やかな風に恵まれることが少ないまま、7月を迎えることとなりました。その辺がいい被写体を遠ざけてしまったのか、この月の表紙向けの写真の投稿はありませんでした。

 そこで、この二月くらいの「良寛ゆかりの地」探訪で撮り溜めしていた写真を使うことにしました。あれこれ思案する中で、たまたま私を「良寛の研究」に導いてくれた2人(共に新潟県人で、早稲田での同窓生)、会津八一と相馬御風の仕事場だった部屋を撮った写真が共にあることに行き着きました。そして、それぞれの写真はどこにでもあるけど、両方をセットにしたのはないかも知れないと考え、上の3枚を組み合わせることにしました。真ん中の写真は、2人が共通に、群れない生き方や書や漢詩/短歌/俳句などの創作で大きな影響を受けていた良寛の書を写したものです。「天上大風」とは、良寛が国上山の庵から托鉢に出掛け、河原で凧を揚げている子供にせがまれて凧の図柄として書いた楷書風の書で、「下の方は穏やかな風だけど、天上は大風が吹いているから心して揚げなさい」との意味合いを込めたと言われています。両側の建物の左側が御風の糸魚川駅近くの自宅(現・糸魚川市の文化財)で、右側が八一が借家していた新潟市内の豪農家(現・北方文化博物館・分館)、真ん中の良寛の書も同分館に展示されているのを撮ったものです。3枚の配置は、地理的に左から糸魚川、国上山、新潟の並びであること、良寛が2人共通の「心の師」であることからこの順に決めました。   

  「両氏の仕事場」には、そこが両氏にとって「自分らしく創造的に生きる力を高める場」であったように、「当研究会が、会員の皆さんにとってのそういう場でありたい」との願いも込めています。「天上大風」には、大借金を抱えるという「大風の状態」にある日本がそれを克服して浮上できるようにとの願掛けをしましょう。

  当会も、第13期という新しい期に進むことができました。また気持ちを新たにして、活気に満ちた場作りを目指して行きましょう。夏の暑さに負けないように、体調にも十分にご注意下さい。

  最近、ちょっとコンテンツの投稿が細っています。夏休みなどで大いにリフレッシュし、そこでの体験や感動をまとめて、当ホームページに投稿して下さい。

 今7月号の新公開コンテンツは、石井真司さんの「感動の体験」欄への久々の投稿のほか、研究会報告、投稿広場(1人)、感動の体験(計2人)です。また、息抜きの一助にご笑覧下さい。

[文と写真: 辻 淳二]

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