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表紙のことば
今年は7月が例年になく暑くて、ちょっと外出しても汗びっしょりでした。そこで、今8月号の表紙は「涼しげな夏」で行こうと考えました。
残念ながら今月も、表紙用の写真の投稿はなく、編集子の手元にある写真から選ぶしかありませんでした。そこで、下旬に久しぶりに家人と新潟方面へのロングドライブに行った帰り、台風が関東の東の海に逸れた高速道路上で「夕方に向かう時間を引き戻すように、雲と空が激しく形と輝度を変化させている」のを撮った写真を使うことにしました。場所は中央高速の小淵沢付近のサービスエリア、空気もとても澄んで、心地良い風が吹いていました。
下界では、そごうの破産問題などから総選挙後に株式が急落し、その背景には、選挙で現連立政権の継続を容認してしまった「改革を後送りする体質」をも含めて、日本に対する海外からの愛想尽かしがあるようです。低迷から抜け出せずにもがいている日本に、この日の夕方の空のような「掛け値なしの明るさ」がいつ戻って来るのでしょうか。
今号は早めに新コンテンツの投稿があり、編集子としては久しぶりにヤキモキしないで済んで幸せでした。瀬川滋さんの2稿(「ライフワーク」と「投稿広場」欄に登載)をはじめ、山田俊治さんには「生前葬」というユニークな行事への参加報告(「感動の体験」欄)、安藤博さんには改革についての論考(「オピニオン」欄)を投稿して頂き、小子は上記の旅日記(「某月某日」欄)等を投稿しました。暑気払いの一助にご笑覧下さい。
本格的な暑さはこれからです。体調にも、十分にご注意の上、快適にお過ごし下さい。そして、「夏の想い出」を次号に投稿して下さい。
[文と写真: 辻 淳二]