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梅雨明けが近くなって、日中はもう夏の暑さとなりました。国会中継がワイドショウ番組の放映時間の上位を占めるという「改革への期待の高まり」の一方で、景気は米国の停滞に連れて下降、不良債権は一向にヤマを越さない「どこまで続くぬかるみぞ」状態。トンネルの先に「まがいのない、確かな明かり」が見えるのはいつになるのでしょうか。 表紙は、編集子が「良寛ゆかりの地」めぐりの一環で6月初めに訪ねた長岡市内福島にある弟子・貞心尼の修行場「閻魔堂」(近年になって再建)の写真を使いました。貞心尼は、良寛70歳ころから仏道そして詩歌など文人としての道で師弟として深く交流し、彼の生涯にラブストーリー的な彩りを添えた佳人。当時、閻魔堂に起居していて、今のJR線小島谷駅に近い木村家(三島郡島崎)の離れに住んでいた良寛との間で双方向の行き来があったことが知られています。彼女は、長岡から与板を経て塩入峠を越えて島崎に入っていたようで、今年自分の足でトレースして見たら、長岡から与板までバスで30〜40分、そこから塩入トンネル越えで木村家(現存)までは徒歩で7〜8キロ程度でした。そこで、彼女は与板までは何で出かけていたのだろうかと思っていたのですが、閻魔堂に行って、長岡市内にも与板市内にも信濃川が流れていることを知り、船を利用していたことが分かりました。私が訪ねた時の閻魔堂は、訪問者もなく閉じられていましたが、前庭で近所の主婦達が相集まって和やかに昼食をとっていました。幸いその一人がお堂の土地の持ち主とのことで、カギを開けて貰い、またリンゴをご馳走になったりして、田舎の温和な雰囲気に接することができました。 本格的な夏に向かいますが、体調に十分に気をつけつつ、それぞれの「夏休み」や「消夏法」などをコンテンツにし、次号に投稿して下さるように願っております。 |