「経営と情報通信」研究会にようこそ           


 
表紙のことば      写真&文:辻 淳二

  私の住む多摩地区でも、近年はめっきり蝉が少なくなりましたが、ごく短い間だけ、通勤路沿いの小さな緑地でみんみん、つくつくぼうし、カナカナが合唱をする時期があります。これを聞くと、「もう、夏も終りだな」と感じます。今年、この合唱を聞いたのは、最後の週末でした。

  毎年、9月号の表紙は、「秋」をイメージしたいのに巷はまだ夏の終りで、それらしい写真が撮れなくて、結構苦労します。今回も同じで、月末になって「早い秋」の写真を撮りに走ることになりました。会社をさりげなく脱け出して、大江戸線ができて行きやすくなった「清澄庭園」に行ったのですが、秋の涼やかさを象徴するコスモスの一輪でもあればこそ、花といえば百日紅が夏の名残を留めているだけ。結局、「涼やかなシーン」と言えば、夕方の陽射しに輝く池が最もそれらしいものだったので、その写真を使いました。

  この号は「ふるさと」をテーマとした特集を企画したところ、若き日の想い出や郷里への思いを刺激された人が多かったのでしょう、特集への投稿8編が寄与して、2回目の「新コンテンツ、2桁」の盛況となりました。「ふるさと」稿に書かれた県を見ても、北から秋田、東京、長野、滋賀、山口、香川、大分、長崎とバラエティに富んでいます。他の新コンテンツとしては、「ペンリレー」が岩田朋之さんから黒木靖生さんへバトンがつながれ、瀬川滋さんの「ライフワーク」欄への投稿があります。他に、「研究会案内」ページの冒頭に、7月末に亡くなられた会員・勝亦研二さんの追悼文を載せています。

  季節の変わり目、体調に十分に気をつけつつ、深まる不況感にもめげず、お元気でご活躍なされるように願っております。