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99年12月1日(水)に開催、出席者12人、2次会参加5人。この回の話題提供は長谷川泰司さん((株)データ総研・常務取締役)で、「データウエアハウス構築に伴う課題と解決の方策」と題したプレゼンをして頂いた。 内容は、お客様のデータウエアハウス(DWH)設計者層を対象にプレゼンされる資料を提供して頂いての、「現在、DWH構築の現場でしばしば見られる課題とその解決策」のお話だった。企業の基幹系システムや外部情報源に分散しているデータを社内のいろんな部署に置かれるデータマート(DM)に整合性のあるデータとして低コストで提供するための構成要素として「セントラルウエアハウス」を置き、これの設置の際に現にある/予想される諸問題(標準化とか)を解決するのが最もオーソドックスな道とのことだった。 質疑応答では、「DWH関連の売上統計」の日米ギャップに戸田さんから疑問が提起され、「日本では、移行のシステムを手作りで精緻に作ってきた蓄積が最近のDWH技術の活用を遅れさせているのでは?」との見方が出され、日本で爆発するとしたら「基幹系をリプレースする時ではないか」という所まで話題が進んだ。 お話を受けての、質議応答の要旨は以下の通り。 |
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[質疑応答] 黒木: 当社は全国160ケ所に販売店を持ち、クラサバで管理システムを作り、全国展開(今年中)している。伝票から月次処理まで処理しているが、横串で見られないので、DWHを作って見えるようにしたい。統一システムなので、クレンジングは良さそうだが、問題はデータモデルとか精度とか「生データ持ってExcel等で解析したい」という要望に対し分析軸をどうするかとか、悩みはあるが、やろうとしている。何か、類似の例などからの助言を。 長谷川: 精度は、資源の許す限り細かくする方がいい。顧客の例で、部長案に乗ったら粒度が粗くて問題が起こったケースがある。 黒木: 解析時間が心配だが 長谷川: パートナーのビーコンITは、「パフォーマンスは大丈夫だ」という見方をしている。顧客は「集計軸はきれいになっている」というが、我々の経験ではどこも悪い。例えば、支店長が「こうしたい」ということから軸がズレる。地域によって、商品、分類、細かさが違うとかもある。 黒木: 拠点で仕入れる物は各所でやっている。千差万別だ。 長谷川: 分類コード設定者が交代して、分類の考え方が変ったという例もあった。 黒木: 中央から送る商品でも、担当が替わると商品名の付け方が変ることがある。ヘルメットでも、メーカ名付きのヘルメットとやると違ってしまうし、ルール決めても徹底されない。他メーカからの仕入も、名称の付け方が変ってしまう。 長谷川: 社外で通っている名前も欲しいのはわかる。モデリングで工夫するが、社外名と自社での名前は分けないととアドバイスしている。 戸田: 驚いたのは「米国は、1880億ドル(日本の100倍)」という話だ。日米の定義が違うのでは? 長谷川: あまり違うのでビックリしている。近年に「爆発的に作った」という話があって、国防省やウオルマートが本格的に活用していて、実用化のレベルが違う。日本では、NTTが代表格だ。 戸田: 思ったのは「クレンジングというのは、従来の移行プログラムの話」で、日本の銀行などの情報系はDWHになっているのではないか。バッチマスターが、セントラルDBに該当する。ITが古いことはあるが。米国は、顧客志向で拡充する時に、DWHでやったということではないか。だから日本では伸びないので、日本で爆発するとしたら「基幹系をリプレースする時」ではないか。 長谷川: 貴重な示唆だ。協和発酵さんは、「メタデータの世界で解釈しよう」と言っておられる。 落井: DWHのパッケージ等を商品として買っている金額の集計だからズレるのではないか。 長谷川: 最近話が出るのはERPがらみが多い。この二つは相性が良くなくて、ERPからDWHへデータ持ってくるのがやりにくい。そこで、ERPからDWHへプログラム書かないで持ってくるツールが進んできている。 − 以上 − |