「経営と情報通信」研究会(第15期第7回)記録 文責: 石井
真司
03年5月21日(水)に開催、出席者10人、2次会参加6人で、浜田淳司さん(轄\造計画研究所
製造・IT営業部 製造ソリューション担当)の『製造業の再生を支える”顧客主導型ビジネスモデルCSRP(Customer Synchronized Resource Planning)”の提唱』と題する
直近に出版された浜田さん達の近著「顧客主導型ビジネスモデルCSRP」に書かれた「コンフィギュレーション」に焦点を当ててご講演頂き、コンフィギュレーションがいかなるもので、今後どのようなビジネスに適用できるか等、身近な事例をたくさん交えたお話だったので、質疑応答も非常に活発に行われた。
上記の「話題提供」を受けての質疑応答の要旨はおよそ以下の通り。
[質疑/討議記録]
高嶋:コンフィギュレーションは理論だけでなく製品(ソフトウエア)があって、それを構造計画研究所が販売しているのか?
浜田:Yes、今後は金融商品にも展開したい。
大村:BtoCのコンフィギュレーションシステムとしてDELLのWebサイトが有名だが、Web上からPCを購入しようと構成を選択すると、トータル価格は表示されるが、それぞれの単品価格が表示されないのはなぜだろう。
浜田:技術的な問題ではなく、ビジネス戦略の問題だと思う。DELLのようなコンフィギュレーションシステムを構築しようとしたとき、最も重要なのが制約条件と単価表の整備である。
高嶋:DELLの例を含め、やはりWebで高価な買い物をするのは怖い。ユーザを安心させる工夫をしている事例はないか?
浜田:システムキッチンの構成をWebから選択するサイトでは、完成した姿がイメージしやすいようにカラー画像で表示される。
平井:システム化するにあたっては、ロジックを組み込む際のノウハウが肝心なのでは?
浜田:いかに制約条件を記述できるかがポイント。弊社が選択したファイヤーポンド社のコンフィギュレーションパッケージソフトはその記述方法が非常に優れている。
黒木:同じユーザニーズを与えた場合、営業マンによって最終構成案が異なってしまう問題を解決すると言うが、そもそも多少仕様が異なっていてもニーズが満足されるならそれはそれで良しとすべきではないか?
浜田:コンフィギュレーションを採用したバルブメーカ(バルブの材質、用途によってパッキンの仕様が大きく変わる)の部長の言葉を紹介。構成案が異なっていたときその妥当性を説明できれば問題無いが、実態はほとんどの場合間違っている。製品数が膨大で、それを人間が把握するのは無理なのでノウハウとして共有したかった。
〜 以上 〜
研究会報告
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