「経営と情報通信」研究会(第16期第2回)記録 文責: 辻 淳二
03年9月17日(水)に開催、出席者9人、2次会参加5人。話題提供は石井真司さん((有)石井企画・代表)で、テーマは「新事務局長の自己紹介」。
今回は、今16期から事務局長(今期は、辻事務局長とダブル体制)に選任された石井さんと会員各位とがお互いをよく知り合うことで、研究会の企画・運営や活性化を円滑に進められるようにとの狙いから、仕事/趣味等々を合わせた「All of Mr.Shinji Ishii」についての自己紹介をお願いしました。
内容は、生い立ちから今に至る経歴、近年の主な仕事(NECのシステム事業部門で、新入社員のヒューマンスキル研修の企画・実行など)、趣味(クラシックカーの修理/運転、由緒ある石油ストーブの収集/再生など)、新事務局長としての抱負など、多岐に渡った。
このお話を受けての「質疑&討議要旨」は以下の通り。
倉石: 「速読」の話に興味があるが、どんなイメージの話題提供になるのか?
石井: 目の訓練をする所から入ると聞いている。
山田(俊): 仕事も忙しい中での自分の持ち時間の範囲で、良くユニークな趣味をやってこられた。そこから学んだことを研修に活かしておられるのも素晴らしいと思う。研究会活動との繋がりという点では、「暗黙知」を話題に取り上げていくことが大切だと感じた。例を挙げれば、東大の松島克守教授が「俯瞰工学」を提唱している。また、ニューヨーク大の先生が、「物つくり」に関する日本の強み/弱みについて、具体的なハウツーでない、一人一人の創意工夫でやっている所が強み、やるべきことは分かっているのに決断し実行するのに時間が掛かっているのが弱み、と論じておられる。こうした話題に関心を持っている。社員研修に関して言えば、トヨタの同社のDNAを継承していくマネージャー教育に関心を持っているが、マネージャー研修もやっておられる?
石井: 最近では、前に当研究会でお話頂いた川田晃先生を講師として、同先生の「LTS研修」の中のプロジェクト・マネジメントの所に絞った2日研修を企画・実行した。教材に新田次郎著『八甲田山死の彷徨』を使い、この著作からいろんな読み方ができることをガイドして、受講者のマネージャー級の人たちのこれまでの成功/失敗体験を多面的に見直して、新鮮な気付きを引き出すことを狙ったもの。この級になると、とかく「分かっている」と流してしまうので、そのパターンをひっくり返そうと試みたのだが、期待通りの気付きには至らなかった。
倉石: 教育は、入社2〜3年までの間にきちんとやることが大事だ。私は、この時期に他部門向けの文書をきちんと書くことを上司に鍛えられて、それがとてもいい教育になった。そういう若手の鍛え方がしっかりできるマネージャーを作る教育をやるべきだ。
山田(俊): 私もそう思う。
倉石: そういうマネージャーが代々受け継がれて、多数を占めることが理想だ。
桑門: 終身雇用がなくなる時流だが、中途採用の多い会社では教育をどのように?
倉石: それも、新しい課題だ。
石井: その場合も、企業文化をきちんとしていくことがポイントだと思う。
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研究会報告
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