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12月3日(木)に開催、出席者18人、2次会参加7人だったが、漸増方向なのが嬉しい。この回の話題提供は勝亦研二さん(勝亦電機製作所社長)で、「我が"戦略持久経営"を支えるネットワーク活用」と題したプレゼンをして頂いた。 |
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[講演要約] 銀行等への事業説明の時にも持参される自作の電子プレゼンの仕組みを駆使して、自社の基幹業務&情報共有用のネットワーク構築/活用の実像をビビッドに説明して頂いた。 自社のネットワーク武装という視点では ・ 「中小企業の情報化は自社スタッフで行え」との持論を自社で実践している ・ 近年は、会社をサッカー型(自立型)組織にするインフラとしてイントラネットを構築し、「案件別の予算/実績管理を全社員がリアルタイムに情報を共有して行う」仕組みを実現した ・ これらの仕組みは、上記の自前の構築力により安く、無駄なく、タイムリーに実現できて、不況下でも軽挙妄動しない"戦略持久経営"を支えている というのが骨子だっただろう。
本音で語られる"勝亦節"に磨きがかかった感じで、お話は小気味よく進行。その中で、「このような経営に役立つシステムを、業務に精通した中小企業の人達が簡単に実現し、かつ扱えるように、商品やサービスを提供するプロ」を情報サービス業者のあるべき姿と意味付けし、それにほど遠い日本のソフト業界への辛口の苦言/叱咤激励を随所にちりばめておられたのが、耳に痛かった。 |
[質疑応答] 坪井: (大型物件の現調時などの)プロジェクトにおける情報交換へのグループウエアの活用が刺激になった。難しく考えずに、使ってみたい。 浜田: (話にあった)案件別の実績値の積算は、全社員で共有されている? 勝亦: その通りで、案件ごとのコスト情報を共有するのがミソ。計画予算をオーバした案件につきみんなで原因を分析する。 木村: 全社員が使いこなす教育はどういう風に? 勝亦: 一番使えてないのが営業。スキルが高いのは高卒女子で、これが年輩者の刺激になっている。選抜で適時有料の講習会に参加させる等して、動機づけをしている。 坪井: 図面などのドキュメント管理は? 勝亦: CAD化してからは、フロッピーに入れている。ゼロックスの大型コピーを導入して、次は、CDに焼き込む方向を委員会で検討している。 鈴木: ネットワークへの投資額は? 勝亦: イントラネット構築は、3年で3,500万円(外部への支払額で、ゼロックス機やIBM機は含まない)。社内工数を入れると倍ぐらいはなろう。中小企業は自分でやらないとダメという信念でやっていて、社外流出費用は抑制できている。 鈴木: 予算の基準は? 勝亦: 全くない。現実は、減価償却分の範囲で、1,000万円/年程度であろうか。 高嶋: 毎週管理職が工数実績を入れる入力が大変なのでは? 勝亦: 当初キー慣れさせるため管理職の仕事にしたが、この頃は補助職が入れているようだ。15〜30人程度だから大した作業量ではない。また伝票単位の入力画面にして入力作業を簡単化している。 浜田: コンピュータ・デイレッタント社長として今後の展望を 勝亦: パーソナル化、高速ネットワーク化、マルチメディア化で大ブレークする。アラン・ケイが言ったようにコンピュータは、パーソナル・ダイナミック・メディアだ。若い人たちのパソコンあしらいを見ていると、学びの質が変わると感じるし、ネットワーク普及で企業も社会構造も大きく変わると確信する。 |