「320歳」の楽しいテニス     島田 正雄
 
 

  2005.8
.28(日)、 多摩市 鶴牧中における「有朋テニス」の時のことである。この日は、比較的涼しく、曇りがちで、最高気温も28度くらいしかなく、風も穏やか、最高のテニス日和であった。そのためか参加者も多く、久しぶりの人もいて、おおむね2回待ち(場合によっては3回待ち)の大盛況であった。プレーそのものにも熱戦が多く、素晴らしいラリーやボレーの応酬に、周囲の拍手も鳴り止まなかった。  

 その中で、私にとってとても嬉しい対戦があった。堤・林田組と石川・堀組との、男子ダブルスである。4人の年齢を平均すれば、ほぼ80歳だと思われる。病気から立ち直った人も少なくない。そんな4人が、明るく元気にノビノビとプレーし、勝ち負けにこだわらず自分の力を出し切っていた。  

 そんな姿を見て、私はとても嬉しかった。「有朋テニスクラブを始めて良かったな」と思った。4人の姿は、まさに有朋テニスの精神を体現していたのだった。「ともに、明るく元気に年齢を重ねよう」という気持ちが、アリアリと伝わってくるのを感じた。他にもテニスクラブは沢山あるが、160歳のペア同士の対戦など、メッタにお目にかかれないと思う。有朋テニスなればこその出来事なのだ。  

 考えてみれば、この4人は、有朋創設時の発起人だったり、発足直後に入会したり、運営の責任者として貢献されたりした人達なのだ。そういう人達が、若いメンバーのモデルとしてプレーしてくれていることに、私は心から感謝している。[2005.8.29


 「感動の体験」目次へ