多摩市・長寿を祝う会」に参加して     島田 正雄
 
 

 
多摩市 では、毎年9月に、パルテノン大ホール(1000人収容)において、市の主催で「長寿を祝う会」が行われている。今年は9月2日に開催され、73歳以上の市民を招待して、3回に分けてショーが行われた。私達夫妻も招待されて出席した。  

 昨年までのショーは、歌謡曲や日本舞踊などが中心だったが、今年は内容が一変して、日本の伝統芸「水戸大神楽」による獅子舞とすばらしい曲芸、およびデユークエイセスと芹 洋子による懐かしい名曲の合唱・独唱が中心になり、大いに出席者を喜ばせた。私達も久しぶりのデユークエイセスに感動し、思いもよらない凄い曲芸に目を見張った。  

 市が主催する行事と並行して、「 多摩市 高齢者社会参加拡大協議会」では、「 多摩市 長寿を共に祝う会」を開催している。高齢者が中心になって活動している市民団体に呼びかけ、高齢者の社会参加を拡大し、長寿を共に祝い、ますます元気な人生を送ろうという趣旨である。  

 私たちの混声合唱団「コール有朋」は、以前から参加を求められていたのだが、ヤリクリがつかず参加できないでいた。そこへ、今年は特に強い要望があった。その理由は、

@ 「地域との共生」を目指して活動している音楽ボランティアグループであること 
A 「心のハーモニー」を大切に、クラシックを中心に「心に残る名曲」を歌い続けていること
B
       活動の目的が、「自分達の歌を聞いてもらう」ではなく、「お客様と一緒に歌い、共に元気になる」であること 
C 今までとは一味違う「混声合唱」がプログラムに入ることで、お客様と一体化した成果が期待できること 

など、主催者側の思いが大きかったと思われる。  

 私達は、この思いに共感した。そして9月2日午後、パルテノン小ホール(300人収容)に出演した。歌った曲は、
 @ 夏の思い出 A 忘れな草 B モーツアルトの子守唄 C 遠くへ行きたい
 D 見上げてごらん夜の星を E サンタルチア 
の6曲である。全て、お客様がよく知っている懐かしい名曲である。これをお客様と一緒に歌うことで、みんなが若々しい高齢者になろうというのである。
 

 コール有朋のメンバーの中には大きなステージに立つのは初めてと言う人も何人かいたが、大多数の人はステージに上っても硬くならない度胸がある。「本番に強い有朋」という言葉の通り、本番ではみんなにこやかに肩を張らずに歌っていた。お陰で普段の実力が発揮できたし、お客様の反応もよかった。  

 お客様の感想は、次の通りである。

       選曲が良かった。懐かしい歌をみんなで一緒に歌えて、とてもよかった。

       お客様に歌わせたことがよかった。普通の発表会みたいに歌を聞くだけなのと、自分も歌えるのとでは、大違いだ。

       各パートのバランスがよかった。コール有朋がここまで成長したことにビックリした。

       日本風の催し物ばかりだった例年と違い、コーラスが入ったのでホッとした。

       指揮者の指揮ぶりがとても優雅でよかった。

       メンバーがニコニコしていて、アットホームな感じがした。いいグループだなと思った。

       指揮者夫妻が、モーツアルトの子守唄を二重唱したのに感動した。

       Mさん(有朋の元メンバー、今度の会の実行委員長)にマイクを渡し、一緒に歌ってもらったのもよかった。

       メンバーの服装がとても清楚でよかった。(男声は黒ズボン白Yシャツ黒蝶ネクタイ、女声は黒スカート白ブラウス) ライトを浴びて素敵だった。

       市長も、「多摩市にもこんな素敵な合唱団があったのですね」と感心していた由。 

 我々の理念と行動が、次第に地域に浸透し、他のグループの人達も次第に演奏会形式から抜け出し、会場と一体化して活動し始めているのを見たことも、嬉しかった。

 [2006.9.6


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