[シリーズ投稿・マラソンと私(その2)]   
 
 「熱中症にならない真夏のマラソン大会」   鳥山 康見
  (2005年8月29日)


 7月および8月は真夏であり暑く、マラソンは北海道など一部の地域を除きオフシーズンである。真夏は熱中症にかかりやすく、それを恐れて7月〜9月は、マラソン大会を主催する組織や自治体はほとんどない。  

そんな真夏に開催されるマラソン大会が富士吉田火祭りロードレースであり、8月の最終日曜日に開催される。富士吉田の火祭りは富士山の夏の終わりを示す有名な祭りで、その記念行事として火祭りロードレースがある。このマラソン大会は毎年、3000人以上の参加者があり厳しい猛暑の中で行われるが、熱中症で倒れたランナーの話をほとんど聞かない。  

これは、富士の裾野の森林に囲まれた空気のよいコースを走り、無理が通用しない厳しく長い上り坂と長い下り坂の連続で、平坦なところがない難コースのため、調子が悪いランナーは初めからリタイアするか、もしくはゆっくり歩くしかないことが理由である。もっとも、富士山の神々のご加護と地元の人々の暖かい声援による効果も大いにある。  

今年も「富士吉田火祭りロードレース」が8月28日の日曜日に河口湖インターから車で10分、標高1000メートルにある富士北麓公園陸上競技場で開催され、約3000名のランナーが参加した。今回は例年になく、朝から雲が厚く涼しいコンディションでのスタートになった。スタート時は涼しかったがすぐに雲が切れ、いつものように暑くなり、給水所で水をかぶってのマラソン大会となった。
 
 私が参加した20kmレースは、最初の15分間は森林の山道をひたすら登り、次の15分間は森林に囲まれた舗装道路を一直線に下ると5km地点。 そして、再び小さな上り下りを繰り返しながら松林の綺麗な恩寵公園を抜け、小石で走りづらいデコボコした未舗装の道をひたすら上ると自衛隊の北富士演習場の「原っぱ」に出て10km地点、そして富士浅間神社の15km地点までひたすら下り、最後は急な上り坂の5kmを必死に上り、足の筋肉痛と息切れをこらえながら競技場へやっとの思いでゴールするハードなマラソン大会であった。 
 

 ゴールした後に、富士吉田名物の「うどん」をすすりながら、今年も「森林浴を楽しみながら走る」余裕がなかった自分を反省した。この大会から、今年度下期のマラソン大会参加がスタートする。


  20kmのゴール後
 



 富士吉田名物のうどんと完走記念Tシャツ

 

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