当研究会会員の勝亦研二さんが、7月30日(月)昼ごろ亡くなられました。お通夜の席で、朝礼の場での講話中に突然倒れられての急逝と伺いました。2ケ月くらい前にお会いした時には、「経営環境が厳しい」と話しておられましたがお元気でした。ゼネコン業界の長期低迷のあおりを受けた配電盤業界のリーダー格の勝亦電機製作所の社長として、業界および自社の生き残りにご奮闘のさ中の「戦死」との感が強いです。まだ50代前半、公私共に前途有為の仲間を失い、痛惜の思いで一杯です。
当会への貢献は、勝亦さんらしく個性的で、かつ多岐に渡っていました。先ず、講師として話題提供をして頂いたのが3回、勝亦電機の「経営の情報化」が時代を画す進展を遂げた節々で登場して頂きました。同社は日本IBMに一目も二目も置かれていた「中小企業の情報化先進企業」で、勝亦さんはIBMの天城の研修センターでの経営者向けのセミナでしばしば講師をされていました。その「情報システムが分かる経営者の話」を、私たちは当研究会で身近に聴くことができたのです。次に、当会の有志が出版した『ソフトウエアビジネス』(教育社刊)の執筆メンバーとしても活躍されました。さらに、当会が5年くらい前に2年ほど活動を休止していた時に、再開に向けて熱い励ましのメッセージを頂いたことも、事務局としては忘れることができません。再開した直後の回の話題提供も、快く引き受けて下さいました。
勝亦さんの当会への出席のスタンスは、多くの回に顔を出すのではなく、案内を見て「これは聴きたい」と感じたものだけに出て来られるように見えました。そして、興が乗ったら自説で場の議論を引っ張って、楽しげに笑っておられました。そういう、個性的なメンバーだった勝亦さんの顔をもう見ることができなくなってしまいました。
謹んで冥福をお祈りし、合掌。