インタネット上のサービス (2)   浅野 友彦

           URL転送サービス

       

 

 前号ではメール転送サービスについてご紹介いたしました。あれから私の加入しているnetaddressというメール転送サービスは、月あたり1ドルでサービスを行うようにサービス変更がなされました。私はなくなく1年分の会費:12ドルを支払うこととなりました。あまりにも多額なサービスを支払うのは嫌なので、いまから次の同様のサービスであるmail.comというサービスに新しいメールアドレスを作っておきました。皆さんもどうですか?

http://www.mail.com/

 

 今回はURL転送サービスのご紹介をしたいと思います。

 個人でホームページ)を作成する場合、通常はインタネットプロバイダの領域を借りたり、ユーザ会員契約の特典としてもらった無料領域を利用することになります。また最近では、プロバイダ契約とは関係なく、ある特定のテーマに沿ったコミュニティサイトを作り、そこへ自由にホームページを作らせてくれるサービスなどもたくさんあります。(*:コミュニティサイトについて後日紹介します)

 こういった領域でホームページを作成すると、どうしてもURLと呼ばれる各ホームページのアドレスは、長〜〜いものになってしまいます。私の場合、現在、ホームページの実体を置いてあるURLは次のようなものになります。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/7438/

こんなに長いURLでは、自分自身でも覚えられないし、他人に聞かれたときに教えてあげるのも一苦労ですよね。またURLをキーボードで打つときには間違いやすいですし...。

 こういった悩みを解決してくれのが、 http://hello.to/ などのURLを転送してくれるサービスです。「to」というドメイン名は、トンガ王国のドメインです。実際にはトンガ王国との提携でシリコンバレーのハイテク企業が運用しているらしいです。トンガ王国はここ最近、インタネット上の「to」というドメイン関連のビジネスでかなりの外貨を稼いでいるそうです。本国にそれ程コンピュータがないのに、インタネットでかなり儲けているハイテク王国とも言えるかもしれません。「to」というのはたいへん語呂がいいため、「hello.to」とか「Welcome.to」とか「go.to」などと組み合わせると、いかにもそれらしい意味を持ったアドレスとなるわけです。他国のドメインとして「i.am」などもあります。これらの基本URLの下に続ける文字をインタネットユーザに取得させ、できあがったURLにアクセスしてきたユーザを、登録されたアドレスへ置換してくれるサービスを行うわけです。私の場合は、自分のニックネームにちなんで、「tomo」というアドレスを取得し、

http://hello.to/tomo

となります。このアドレスへインタネットユーザがアクセスすると、5秒間ほど宣伝メッセージが表示された後、前出のhttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/7438/に転送してくれます。これによって私の本来のホームページへナビゲートするわけです。私がhello.toサイトに50ドルを払い込み永久契約を結べば、5秒間の宣伝メッセージなしに転送をしてくれます。今のところ宣伝メッセージは、企業のものではなく、hello.toサイトの宣伝のものだけのようです。将来はここに企業広告が入るかもしれませんね。

繰り返しですが、こうしておくと、次のような利点があります。

(1)なんと言ってもURLアドレスが短い。かっこいい。覚えやすい。

(2)プロバイダなどの都合で実URアドレスが変更されたても影響を受けない。

(3)プロバイダを辞めても、実URLまで取り上げられません。

(4)サービス内容に応じて自由にホームページプロバイダを変更することができます。

(5)hello.toサーバの機能拡張などで、ユーザ管理機能やフィルタリング機能などができるかもしれません。

(6)複数のプロバイダ領域を切り替え、作成中・変更中のWebサーバを隠蔽することもできます。

 ちょっと難点としては、すぐに実アドレスの方へ転送されてしまうので、hello.toのアドレスをユーザにブックマークしてもらうのが難しいようです。

 

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