還暦記念品造りに熱中 石島 義弘
先日、久し振りに兼俵さんから電話を頂戴した。「辻さんの研究会の・・・・」と冒頭を聞いて”冷や汗”・・・・。なんと、不義理続きでメンバーとしての落第生なのに「ペンリレー」欄の原稿を書けとのこと。しかも、発起人の高嶋さんが決められた「ペンリレー」のルールはたった一つ、「今月号の書き手が翌月号の書き手を指名し、指名を受けた会員は断らない」ということだけ!!。まさに万事休すとはこのこと、断る術を失って駄文を献上することとなった次第。
兼俵さんの「私の還暦」に倣ったわけではないですが、丁度、私も還暦を迎えたので還暦の話を!
★★★
大変ローカルな話になって恐縮ですが、私が大学時代に所属していたクラブ(男声合唱団)のOB会行事の一つに「還暦会」なるものがあり、還暦を迎える年代を直ぐ下の年代が幹事をして、お祝いする会を毎年やっています。当該年次が4年生の時の1年生の年次から上の全OBに声をかけて集めるので、大変な盛会になります。
昨年は私の年次が幹事役になり、数人の幹事団を形成して事に当たりました。毎年の幹事が悩む事の一つに記念品の選定があります。通例では置時計、ポロシャツ、万年筆・・・等のいわゆる記念グッズが選ばれていて、もう何も新鮮みが無くなっております。
そこで我々は一計を案じ、その時代の”音”を探してCDを作ることにしたのですが、何しろ40年近く前の音ですからこれが大変な作業となりました。クラブとして1年に1枚作っていたLPレコード、当時の演奏会を録音したオープンリールテープ、カセットが出来た頃にダビングされたと思われるカセットテープ・・・いろいろな物が出てきました。次は再生装置探し、そしてディジタル化。別のチームは当時の演奏会プログラムを集めて、曲目指揮者、ソリストなどのデータを年代順に整理して現存する音との照合確認。そしてCDの手焼き(変な表現ですが、緊縮財政での記念品ですからすべて手作りで、CDもパソコンのCDRで一枚ずつ焼いたのです・・300枚ほど焼いたでしょうか)。こうして1年に1枚、在学4年間の音が4枚組のCDセットとして完成しました。 私などは半年ほどの土日をすべてこの作業に当てたものですから家の者があきれておりましたが・・・。
この記念品は、我々幹事団の想像を遙かに超えた評価を受けました。一人の先輩が「俺は学生時代に苦学をしていて、アルバイトをしながらクラブ活動に出るのがやっとで、クラブが毎年1枚ずつ出していた1枚千円のレコードを買えなかった。金持ちの仲間が買って持っているのが涙が出るほど羨ましかった。でも当時の千円は俺にはそれほど高価な物だったよ。それが今日4年分まとめて立派なCDとして貰えるなんて夢みたいだ。俺のうちの家宝にしたい。そんな宝物をもらった思いです。ありがとう!」と言って、泣き崩れた時には、皆、涙涙・・・・。幹事冥利に尽きた一瞬でした。
★★★
さらに私事で恐縮ですが、還暦を迎えたからという訳では無いのですが、今年の4月から株式会社スリーディーと言うところに勤務が変わりました。社名の通り3次元グラフィックやVRを専門にする小さな技術屋集団ですが、これが大変に面白いのです。還暦を迎えた爺さんが嬉しくなるような発見がある分野です。といっても、未だ一つ一つ勉強勉強の毎日ですが・・・・・。
*******************************
JR関内駅のすぐ近く(下記)ですので、是非お立ち寄り下さい。
株式会社スリーディー
〒231-0031 横浜市中区万代町一丁目2−12
共立関内ビル8階
Tel 045-650-5790 Fax 045-650-5791
WWW http://www.ddd.co.jp
Email ishijima@ddd.co.jp
ishijima@ch.mbn.or.jp(個人用)
*******************************