カタクリ 瀬川 滋 カタクリはユリ科の多年生で、古くはカタカゴと呼びました。カタカゴとは傾いた籠という意味で、よく開いてそり返った花びらを籠に例えたのでしょう。地中深くに球根があり、この球根からデンプン片栗粉をとったのでカタクリの名が残りました。花が散って実がこぼれ、実生が花を咲かせるまでに約8年かかり、種子はアリによって運ばれます。適度に湿り気と光があり、水はけのよい土地を好みます。春先に芽をだし、花を咲かせて、夏から秋、冬の間は地上から姿を隠してしまします。 花言葉は「初恋」。恥じらう少女のようにうつむいて咲く姿は、山麓に心踊る春を告げるのです。 |
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