松本東亜のシリーズ投稿(第21回)
現代のこころを詠む
『短歌のページ』
[近詠歌]
人に寄り頼む思ひのはかなかり明日は会はむぞ初めての人に
[歌人たちが歌った郷土熊本(シリーズ37=坂崎 千鶴子)]
(この稿は、歌誌「すぎなみ」2004年1月号(編集責任:松本東亜氏)から転載しています)
五岳をば
朝夕 に眺め育ちたり胸うつ山は阿蘇の高岳
坂崎 千鶴子
郷里である熊本阿蘇に帰り、祖母(多伊子)と叔母(蘇代子)の手により成育する。
熊本県立第一高等女学校を卒業後、同志社大学女子部英文科を経て、日本大学家政学部
に入り、昭和三年坂崎善雄(当時・陸軍軍医中尉)と結婚のため退学。短歌は女学校一
年の時に手ほどきを受け、日本女子大の国文学の講義でアララギ派の歌人、茅野雅子女
史に古典及び現代短歌を学ぶ。東京の学生時代には、佐々木信綱氏の「竹柏会」に入り
『心の花』の同人になった時期もあった。結婚以来、歌作に親しむことはなかったが、
夫の死後は長男が医業を継ぐなど子等も社会人となり、ようやく70歳をこえて再び詠
みはじめた。「水源」、「南風」(同人)所属。以下略。(歌集の著者略歴より)
「南風」昭和47年11月号に「歌と私」と題して小文を寄せていた。
【一相一首】のすすめ(「経営と情報通信」研究会員の皆さんへ)
このコーナーを設けて頂いて、早や20回目を迎えました。月ごとの、メールでの添削指導(改作例を
示しますので、後は作者本人が再考して完成させて下さい)ですが、根気よく続けることで進歩します。
多くの方の参加をお待ちしています。(松本)
一相とは、自己のすがた、心の様相を言います。現代社会において、みなさんは仕事や暮らしに多忙を
極めています。その時々に様々な思いを抱かれることでしょう。
そんな時、自由に一首に心を込め、その思いを大切に歌うようにしましょう。数多く作ることは必要あ
りません。自分の力に応じて一首一首を作ることが肝要です。こころのアロマセラピー、癒しにもつなが
り、きっと豊かな人生が送られることでしょう。短歌を上手になりたい方は、志を高く持って、日々向上
に努めるように続けましょう。
[投稿者の作品]
今月号は
松本東亜氏については、ヤフージャパンで検索し、調べることができます。