「良寛の生き方」を想う    辻 淳二


 
    捨て難き多くを捨てし良寛さんそして得たりし自在の心を


 
  独居して禅ではなしに歌や書を生き甲斐としたるが良寛なりき


 
  何の力を頼り耐えしか良寛は冬の山中に独り暮らせり


    良寛が己の人生これで良しと落ち着きたるはいくつの頃かな


    風雪に閉ざされ人に会えぬ日々座禅を組みて一人居りしか
 
  


    老いたるも児も和みしは良寛の顔やしぐさにオーラのありてか


 
  良寛に学びて似たるが同県の八一・御風の生き方なるらし


    良寛はかなり健脚であったらし庵から里へと歩きて知りぬ


    良寛が歌に詠みたる定珍の家を訪ねり交わりを知らんと



 
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