上京の友と語らいて過ごす     辻 淳二
 


    
    改札口に立ちたる友は山男にも社長にも見えずにこやかなりき


 
  名山を百五十登りし友なれば顔に艶あり還暦とは見えず


    友の心はヒマラヤにありき仲間達と五月休みにトレッキングすると


    転属して来たれる友の若き日よ我が道を行く強さありたり


    還暦を過ぎても登り続けいる友に勧めり「山の本」を出せと
 
  


    出版はリタイアしてからと言う友に我は押したり現役の内にと


 
  山旅記のイメージを共に創らんと本を持ち来ぬ別の友の出せる


    パソコンに友は見せたり百名山完登の時の小屋発ちの映像を


    

 
「創作」表紙ページへ