2006年の正月三が日     辻 淳二
 


    
    この春はビジネスライフを卒業す頃合いよろずに程良くなりて


    新春の挨拶状に我記すスローライフの本格始動を


    亡き母の九十の友の年賀状大きく書かれし名前に和む


    初春の駅伝テレビに見入りたりレースの波乱我が道に重ねて


    六歳の孫が夢中のカードゲーム大人も次第に真剣になる


    学校に元気に通う子になれと好める色のランドセル贈る
 
  


    六人の家族揃いて初詣寒風なれど心和みて


 
  急ぎ帰る子の窓ガラス凍りおり共に除きつつ安全を願う


    正月の賑わいも子等帰りゆけば凪ぎに戻りぬ我ら二人の


 
  これからのスローライフはこれまでの綾を紡ぎて我が道行かん


  
      

 
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