一日一首(07年1月後半&2月前半)  辻 淳二
 


    
    目の前に孫が見せたるサプライズ逆上がりに続き今日は書初め


    カーテンより冬の陽射しを取り込めば温もりふわっと部屋に広がる


    年頭にテニス一新と言い来たる友の意気や良し我も始動す


    四十年ぶり?と言い給いつつ蘇る記憶に会話は弾み行くなり


    ひたすらに世話して居れば吾の手をウサギは噛まぬと人は笑顔に
    

    目覚めたるぬくもりの中で思いたり入院中の友はいかにと


    雨予報がはずれし午後のテニスコート手分けしてしばし霜の手入れす
 
  


    原点で我れ関わりしネット会社よくぞここまでの二十周年


 
  話したき人と話しし夜の道満月の下寒くあらざり


    城壁をトランポリンで跳び駆ける八人の乱舞に引き込まれたり


 
  若者が二人二組のブランコ芸呻りつつ観たりあわやの続きて
 
  


    縄跳びに十人が群れ飛ぶ若き技に我等は手拍子そして大拍手


 
  招かれし生け花展はまだ浅き春を貫きし彩りの世界


    一斉に白木蓮の先端が芽吹きし庭に朝日射しおり


 
  見舞いたる米寿の方の家族から届きしメールに微笑む我等


         
 
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