松本東亜のシリーズ投稿(第59回)
現代のこころを詠む
『短歌のページ』
[近詠歌]
あざやけき虹鳥は近々と舞ひ降りてユーカリの黄の花の蜜吸ふ
[本棚の歌集 (新シリーズその23= 歌集 還流
]
平成9年8月25日 発行
著者 奥山 善昭
少し長いが、『還流』の後記を引用しよう。
トラックを走らせて狭き今日の思ひ運転席にてモーツァルトを聞く
昭和63年
原爆のことは言ふなと在る日の友言葉鋭く言ひて去りたり
平成2年
迂回して行くは土の道北側の崖高く一面に菜の花咲けり
平成3年
乾きたる空気に金属の感触あり妖精はああつひに死にしか
平成5年
重なれる青葉のなかの岩の間を一束の水ひかりつつ落つ
平成6年
言葉の力をいまはわれは信ぜむ青い青い夜がおりてくる
平成6年
涙あふれ歎異鈔の一節を声に出して言へり夕暮れとなる
共に歩く稀なる思ひ空高く今日はかがやく花をよろこべり
(この稿は、歌誌「すぎなみ」2007年4月号(編集責任:松本東亜氏)から転載しています)
【一相一首】のすすめ(「経営と情報通信」研究会員の皆さんへ)
月々、メールでの添削指導(改作例を示しますので、後は作者本人が再考して、完成さ
せる。)ですが、根気よく続けることで進歩します。多くの方の参加をお待ちしています。
作ってみたい方は、このホームページに送ってください。編集後、掲載します。(松本)
自己のすがた、心の様相を言います。現代社会において、みなさんは仕事や暮らしに多忙
を極めています。その時々に様々な思いを抱かれることでしょう。
そんな時、自由に一首に心を込め、その思いを大切に歌うようにしましょう。数多く作
ることは必要ありません。自分の力に応じて一首一首を作ることが肝要です。こころのア
ロマセラピー、癒しにもつながり、きっと豊かな人生が送られることでしょう。短歌を上
手になりたい方は、志を高く持って、日々向上に努めるように続けましょう。
[「松本さん紹介ホームページ」の案内(事務局より)]
松本東亜氏については、ヤフージャパンで検索し、調べることができます。
[投稿者の作品]
今月号はなしです。会員の皆さんの参加を心待ちしています(事務局)。
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