松本東亜のシリーズ投稿(第67回)
現代のこころを詠む
『短歌のページ』
[近詠歌]
秋霞む阿蘇山は見ゆエンジンの音高らかに稲を刈りゆく
[本棚の歌集 (新シリーズその30= 歌集 今年竹)
]
平成3年8月20日発行
短歌新聞社刊
著者 小山 光夫
作者が、短歌を作る動機が何とも不思議な縁である。あとがきによれば、
造園師で腰痛に悩んでいた折、大河原氏のところでの治療を受けたことで
ある。治療室のたくさんの歌集を目にしたり、短歌の話を直接大河原氏に
聞くなかで、作者本人が持っていたものを目覚めさせることになったよう
である。大河原氏と出合ったことが短歌の出発だと言える。この歌集の第
五章に「五人とふたり」と題する作品がある。
残雪をわれは踏みつつ山の中ゴルフ予定地の樹木調査す
上の一首が「アララギ」掲載された喜びを作者は深く心に留めた。その
後、短歌を学んで行くことや短歌の仲間を広げることになるのだが、記念
の一首なのである。この歌集に序歌が吉田正俊から寄せられた。
この歌集と作者の本質を捉え、温かい励ましのことばである。歌集には、
昭和55年春から平成2年秋までの491首が収められている。作者の年
齢では32歳から43歳まで。
(この稿は、歌誌「すぎなみ」2007年12月号(編集責任:松本東亜氏)から転載しています)
【一相一首】のすすめ(「経営と情報通信」研究会員の皆さんへ)
月々、メールでの添削指導(改作例を示しますので、後は作者本人が再考して、完成さ
せる。)ですが、根気よく続けることで進歩します。多くの方の参加をお待ちしています。
作ってみたい方は、このホームページに送ってください。編集後、掲載します。(松本)
一相とは、自己のすがた、心の様相を言います。現代社会において、みなさんは仕事や
暮らしに多忙を極めています。その時々に様々な思いを抱かれることでしょう。
そんな時、自由に一首に心を込め、その思いを大切に歌うようにしましょう。数多く
作ることは必要ありません。自分の力に応じて一首一首を作ることが肝要です。こころ
のアロマセラピー、癒しにもつながり、きっと豊かな人生が送られることでしょう。
短歌を上手になりたい方は、志を高く持って、日々向上に努めるように続けましょう。
[「松本さん紹介ホームページ」の案内(事務局より)]
松本東亜氏については、ヤフージャパンで検索し、調べることができます。
[投稿者の作品]
今月号はなしです。会員の皆さんの参加を心待ちしています(事務局)。
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