同窓会に内閣官房長官現る 黒木 靖生
私の出身高校(久留米大学附設高等学校:以下「当校」)の同窓会東京支部の年次総会(立食パーティ形式の懇親会)が、11月11日(金)の18時30分から霞ヶ関ビル33階の東海大学校友会館にて開催されました。今年の年次総会の案内状には「特別ゲスト 超VIP出席予定」と麗々しく書いてありましたので、私は出席した同期生(10回生)数人とテーブルを囲みながら、特別ゲストは誰だろうと勝手な名前を挙げあいました。
2年前の年次総会に松田聖子さんが特別ゲストとして出席した話は、2003年12月号に投稿しましたので、あるいは記憶している方がいらっしゃるかも知れません。その線で、福岡県出身の芸能人かも知れないと何人かの名前を挙げましたが、推測の域を出ません。ちなみに、昨年は特別ゲストとして鳥越俊太郎氏が招かれており(氏は当校の6回生なので、「招かれた」と言うより「出席して話をした」と言うべきかも知れません)、今年は氏の線はありません。
20時くらいから第2陣の来賓の挨拶があり、それが終わったあと、年次総会の司会者から全く予想もしていなかった人の名前があがりました。特別ゲストとして、安倍晋三内閣官房長官がいらっしゃるというのです。安部氏は当校の卒業生ではありませんから、どういう線で来て下さるようになったのか、同期生仲間で不思議がりました。そうこうしている内に安部氏が会場に到着し、スピーチを始めました。それによりますと、今回の年次総会の幹事の中に海外に留学していた時に懇意になった人がいて、その人に無理やりに引っ張られて来たとのことでした。
安倍氏は、自分が政治家として仕えた森・前総理と小泉・現総理の政治手法の違い(森さんは「気配り重視」、小泉さんは「全く気配り無し」)を、実例を交えて面白おかしく話して、政治家の話というよりも漫談を聞いているようで、選挙区でもこういう話のほうが選挙民には受けるだろうなと思いました。しかし、一方では、こういう軽い話だけでいいのか、一抹の寂しさも覚えました。もっとも、今回の年次総会への出席は「全くプライベート」なものということで、本格的な政治の話は避けたのかも知れません。
安倍氏が会場を後にされて直ぐ、年次総会の司会者からまたもや衝撃的なアナウンスがありました。女優の黒木瞳さんがこの会場に来られる予定だというのです。当校の同窓会東京支部の年次総会は毎年50歳になる卒年生が幹事を務めるルールになっており、今年の幹事年度である22回生の中に彼女の実兄がいて、その線で招待を受けてもらったとのことでした。しかし、この話は、黒木さん主演のTBSのテレビドラマの撮影が長引いて年次総会の終了時刻の21時に間に合わず、実現できませんでした。その代わりに、黒木さんのお詫びのメッセージが、彼女の甥(49回生)によって代読されました。
松田聖子さん、鳥越俊太郎さん、安倍内閣官房長官、実現しませんでしたが黒木瞳さん、このような特別ゲストが続くと来年の年次総会の幹事はさぞやりにくいだろうな、と同期生と会話しながら帰途につきました。 (以上)