4月雑感 黒木 靖生
4月は新入社員の季節です。私の勤務先でも、4月3日(月)に入社式が行われました。わが社の今年の新入社員は、女性23名、男性21名の総計44名で、私の担当している情報システム部にも、昨年に続いて新入社員1名の配属がありました。これは、会社の情報システム重視の表われであり、有難いことであると同時に責任の重さをひしひしと感じています。昨年の配属はW大・理工学部卒の才媛でしたが、今年はN大・法学部卒のS君で、真面目な好青年です。
私の勤務先では、新入社員の一般的な研修は3月下旬に行われ、大卒社員は、入社式の終了後直ちに、福島県・山形県に立地する関連会社の工場や埼玉県にある研究開発拠点や物流センターの見学に出かけました。そして、4月7日(金)朝、各人の所属部署に正式に配属になりました。S君には、配属の日から指導先輩2名(若手社員)を付けて、情報システム部としての新入社員教育(プログラミング教育が主)を始めましたが、教育を受けていない時(即ち自分の机に座っている時)は、かかってきた電話を先ず取るように指導しています。そうすることによって、当部の関わっている社内外の人々も含めた諸環境にできるだけ早く慣れてもらうためです。S君は、この電話対応もハキハキと行っており、本当にいい人を配属してもらったと喜んでいます。
入社式と言えば、私が川崎製鉄(現JFEスチール)に入社したのは昭和41年(1966年)ですから、今年の3月で職業人としての生活が満40年を過ぎたことになります。これを契機にして、昭和41年川崎製鉄入社の関東地方在住の同期生が5月26日(金)に懇親会を開くことになっています。この日は、折悪しく私の卒業した大学の学科の同期会も開催されるのですが、大学の同期会はここ数年連続して開かれているのに対し、会社の同期会は数年ぶりなので、会社のほうを優先することにしました。現在のところ出席予定者は33名で、久し振りに旧交を温めることができそうです。
4月と言えば、進学の季節でもあります。私が毎朝利用している電車にも、高校1年生になったと思しき女子2名を見かけるようになりました。彼女らは私の乗車する駅の前から乗車して座席に座っており、途中駅で下車します。彼女らが下車するのは7時15分頃ですが、その頃でも電車は十分に混んでいます。ところが彼女らは電車が停止してから席を立つため、電車のドアに達する頃には乗客がドカドカと乗り込んで来ています。彼女らはその流れに抗しつつ、「済みません、降ろして下さい!!」と悲鳴に似た声を上げながら下りて行きます。彼女らが、電車が下車駅に達する少し前に席を立ち、電車が停止する前に電車のドアの近くまで移動することを経験から学習するのはいつ頃かと、楽しみに眺めています。
4月は、私の誕生月でもあります。昭和18年(1943年)4月22日が私の生まれた日です。4月22日は、現在では「Earth Day」として知られていますが、毎年4月21日から23日の間に催される靖国神社の春季例大祭の当日祭の日でもあります。私は、小学生か中学生のころに私の名前の由来を父に訊いて、私が生まれた時ラジオのニュースが春季例大祭のことを報じていたため、「靖国神社のお祭の日に生まれた」と言うことで私の名前を「靖生」にしたと説明を受けました。当時は大東亜戦争(太平洋戦争)の真只中で、靖国神社の例大祭も大きく報じられたのでしょう。
この誕生日で、私も63歳になりました。今年の4月から「高年齢者雇用安定法(いわゆる65歳定年制)」への対応が企業に義務付けられました。この法律は、厚生年金の受給開始年齢が引き上げられることへの対応と、日本の労働人口の減少への対応の二つの側面があります。前者は私にはそぐわないのですが、後者に鑑みて(と言うより60歳を過ぎても十分に働けることを証明するために)今しばらく頑張って見ようかと考えています。(以上)