会員への年賀状
  2002年版「とーんでもなーい一行初夢」        瀬川 滋


 皆さん、新年明けましておめでとう御座います。

 どうひねくり回してみても明るい兆しが見えない「馬年」を皆さんはどう迎えられましたか。四の五の言ってても、どうしょうもありません。明るく、元気に、ちょっぴり考えながら、前を向いて歩いていけば道は開かれると思います。今年も頑張りましょう。

 ところで、昨年のこの欄に、21世紀のスタートに当たって、「巳年」への期待というか願望というかを込めたジャンル別「とーんでもなーい一行初夢」を掲載しました。その評価は皆さんにお任せするとして、今年も引き続いて「とーんでもなーい一行初夢」を見ることにしました。今年がどんな年になるか。はてさて正夢か逆夢か。当たるも八卦。当たらぬも八卦。結果は1年経ってみないと分りませーーん。

ーーー>以下は、恒例により私の本音、願望、現実等の影の声)

◎ 世界平和

  米国・国連を中心に国際テロ組織撲滅の名の下での全世界一致団結した対応が奏功して、ビンラディン、オマル師逮捕。アフガン復興も米国の手で順調。合わせてアラファト議長がイスラムをまとめ、フセインが退陣し、金正日の訪韓も実現。ロシア崩壊以来の超大国・米国への一極集中による新しい世界平和やっと達成。

ーーー>米国のアフガン攻撃はNYテロ憎しの一途のみ。アフガン復興なんて目じゃ無い。そんなのは金を出さなかった日本等に任せておけばいいという姿勢。アルカイダ撲滅の次は、どさくさに紛れて、テロ撲滅の名の下での宿敵フセインと、ユダヤ票目当てのイスラム。これじゃあ、なかなか世界平和は来ません。

◎ 特殊法人改革

  道路関連4公団廃止・民営化、日本道路公団への国費投入削減、住宅金融公庫廃止等が着実に実行され特殊法人改革に拍車。以降順次郵貯、政府系金融機関も民営化することも決定。民でやれることに官は手を出さない風土完全定着。

ーーー>なーかなか、官はしたたか。族議員はそれに輪をかけてしたたか。なんだかんだと言って、採算性の悪い道路はどんどん出来ていくし、新幹線もフル規格で延びていく。郵便の民間参入だって、ああだこうだと屁理屈をつけて時期ずらしを。まして、政府系金融機関や郵貯は守旧派の巣。橋龍の抵抗等でなかなか手放さず、先送り。お先真っ暗。

◎ 構造改革

  守旧派の抵抗を跳ねのけ、小泉首相流構造改革が奏功。金融危機、ゼネコン危機等も軟着陸し、景気も一旦若干落ち込むものの、あれよあれよという間に回復。復活した米国同様日本の先行きもこれでやっと安泰。小泉株も高値安定。

ーーー>いやあ。橋本派・亀井派を始めとする既得権益擁護派の抵抗は並大抵じゃあない。加えて、不況の深刻化と米政府からの世界同時不況防止のための外圧。医療制度改革はまずまずとしても、特殊法人改革、不良債権処理、財政改革等は??。規制緩和はとんと進まない、世界で最も社会主義国といわれる所以でもある。改革も名のみでその実は?。結果、じっと我慢の国民もあきらめ模様。最後の切り札を見放した自民党のお陰で政界再編へまっしぐら?。

◎ 公共投資

  昨年の予算で国債30兆円枠厳守の煽りを受けて従来型公共事業激減。しかし新規事業創造型が増える。ゼネコン等が一過的に潤う従来型と違って、それがトータルな生産性向上を生み出し、新しい需要を喚起。これでデフレスパイラルもおさらば。

ーーー>ところがどっこい。けっこう従来型がはびこってる。IT等新規事業に身をくるんだ従来型土木中心の公共企業が相変わらず。で、予算が削減された分がもろに景気を直撃して一向に良くならない。こんなことで、この国は変わっていくんですかねえ。とにかくスピードが要求されていますのに。

◎ 日本のマクロ経済

  米国経済はNYテロのリアクションが予想以上に早く収斂することで、最悪の状態は免れ、思った以上に回復の兆しが見られる。これに引きずられるように日本経済も弱含みながら若干上向く。でも力はもう一つか。

ーーー>米国は、既にITによるトータルな生産性向上のしかけが出来上っており、一旦景気が回復し始めると、その底力を発揮し、急回復の可能性大。しかし日本では、それがまだ不十分な上に、全面的金融危機の再発も考えられ、よりひどい状況を懸念。何年か続き、今年も聞かれる「下期は良くなる」の声、今年も怪しい。

◎ 日本の失業率

  弱含みとはいえ経済の高転で最悪の事態は脱し、失業率も好転。でも単純労働から高付加価値労働へのシフトだけは間違い無く加速。

ーーー>もはや、日本は過去の栄光におセンチに浸っている時代では無い。中国の力は無視視出来なくなってきている。賃金が日本の1/20というのと、技術力がどんどん向上しているのが現実で、中国との国際分業は不可避。日本は、より付加価値の高いことをやらなきゃこの先持たないのは明白。ということで、公共工事等の下請単純労働での下支えではもう限界。よって、失業率回復は当分望み薄。

◎ 教育問題

  義務教育の脱画一化・個性尊重教育、高等教育の実学重視教育が実現。少子化と甘やかしにより、全く活力を無くしたかに見えた青少年の行く末にも曙光が見え、我が国の将来にも希望が持て出した。

ーーー>これは全く見込が無い。ハングリー精神を失った日本の若者の姿と10年後の中国若手の姿を重ねてみるとゾッとする。マークシート教育に代表される考えなくても良い画一化教育、産学共同を排斥する象牙の塔教育等の旧い教育を排さないと、この先とんでもないことになる。

◎ 四国経済

  日本の「Internet Society」が急激に進歩。インターネットの特徴である@場所不問、Aスピード、BOne to One性の@が如何なく発揮され、東京一極集中が緩む。これで四国の経済も浮揚。結果、沈滞気味だった我が事業本部・民需も活況。ヤレヤレ。

ーーー>これはあり得ない。インターネットの普及は、案に相違して東京一極集中を益々加速。四国のGDPは、長期的には、全国比3%だったのが2%に減るという。新居浜大丸の清算、琴電の破綻、松下寿の縮小、四国高速道の破綻懸念やタオル業界に見る中国の追い上げ等々暗い話が多く、四国経済が急浮上するのはまず??。

◎ NECST・五事本(四国)の業績

  私の属するNECシステムテクノロジー(NECST、関西・神戸・岡山・中国・四国各NESの合併会社)・第五事業本部(四国)の業績は色々Againstの風が吹くものの、従来の四国NESの勢いを維持して、業績好調。4月の組織再編で合併シナジーが働き、新生NECSTとしても120%成長達成。

ーーー>うーーん。是非そうありたいものです。それには、現在は従来の会社をそのまま束ねただけの組織を、来春、重複を避け選択と集中した新しい組織に向け再編を考えているが、是非それを成功させねばね。でも120%ってえのは難しい。

◎ プロ野球

  期待の星野監督。仙ちゃんの熱血で、ずばり阪神の優勝。これが関西はおろか日本の景気浮揚には必要条件。十分条件では無いですがね。

ーーー>野球は監督だけでやるもんじゃ無い。米国なんて監督が代わってもまず大きなニュースにはならないという。まあ例によって6月、いやせめて8月位まで沸かせてくれれば、経済には多少貢献するのかな。でも今年は経済的には日韓共催W杯が開催されるサッカーですよね。

◎ 私の山歩き

  日本百名山完登に続いて挑戦中の各県最高峰登山。残る2山。昨年は四国転勤で中断。今年は新潟・小蓮華岳、長崎・平成新山も踏破。万歳。万歳。万歳。はてさて次なる目標は?

ーーー>平成新山は勿論登山禁止。未だ地熱が高いという。うーーん。それにしても松山は山からは遠ーい。そして海外の山にせめてトレッキングにでも行ってみたいが、これはもっともっと遠ーーい。それには時間が・・・。

◎ 私のスキー

  時間がままならず、年に3ー4回それも北は蔵王、鳥海までしか滑ったことが無いのに、いきなり海外それもスイスでのダウンヒル滑降実現。

ーーー>素人の私には滑降なんて絶対有り得ない話。だから夢に見るんでしょ。でも海外でのスキーは是非実現してみたいなあ。(昨年のまま全く同じ)

◎ 私の地域貢献

  一昨年位から脱会社人間を目指して、時間外を貢献とまでいかないが、神戸に基軸の活動にも注力してきたが、今年は四国に基軸を置いて何か成果を出す。

ーーー>これも時間が問題。でも何か成果を出したい。とりあえずは好きな山がキーですかね。夏は暑いのでなかなか出来なかったが、冬になってマンションから会社まで歩く努力しており、出来たら時には城山に登って出社したい。この過程で何か出来ることを考えたい。


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