区切りの報せに「区切り」を思う
    前田 真人



 
研究会が閉じることになったというご連絡を頂き、「一区切り」ということを思った。僕も60歳を過ぎて、様々なものが一区切りとなって、縁戚でも両親の代で生存している人は片手でも余るようになってしまった。

 最近の社会での出来事を見ていると、大きな区切りが来ているように強く感じる。

 中学生の4人に1人は欝だとか。僕の会社でも、欝を発症した人のなんと多いことか。国レベルでは、一説だと200万人、他の説だと500万人とか。ものすごい数だ。社会がこのような人々にどのように接しているのか、これだけ増えてしまった状況にどう対処して行くのか、非常に大きな問題だと思う。

 僕の能力じゃ良く分からないけど、何かをしないとダメなんだろう。自分の会社で抱え込んでいる欝の人を何とか業務に復帰させて普通の勤務ができるようにするためには、何をすれば良いのか・・・。

 今年、身近かにあった区切り

 その一

 好きなプロ野球チームの中日ドラゴンズ。今期は、シーズン成績は2位だったが、クライマックシリーズを勝ち抜き、日本シリーズにも勝利して、初めての日本一。大きな区切りだ。来期は、巨人がクルーン、グライシンガー、ラミレスと補強をして来ているから、大変だ。早く始まらないかな、2008年シリーズ。強大になった巨人に勝ったら嬉しいだろうな。

 その二

 年金問題は、本当に区切りが来るのだろうか。社会保険事務所に勤めていた人たちは、おかしさに気付いていなかったのかしら。何か釈然としない。自分がちゃんと貰えれば他人はどうなっても良いのかしら。農民が、家族用に作物を育てるのと同じことか。

 年間の自殺者3万人台が続いているが、彼らの多くは壮年で、1円も年金を貰わずに死んでいって社会保険会計の支援をしている。残された家族はどうなるのだろう。掛け金を一銭も返して貰えない仕組みで良いのだろうか。

 その三

 C型肝炎の騒動は、あの桝添さんの態度は、首相の談話は、何を言いたいんだ。次々と事件を起こしても変わらない厚労省に区切りは来るのか。
 この問題も、古くから言われてきたことだ。それが、何で今になってまた話題になるのか。うがった見方をすれば、関係者が追求されないように処置完了してきたからじゃないのか。

 その四

 阿久悠が亡くなった。彼の歌を聞いていると、詩を眺めていると、凄いなと思う。今、存命だったら、どんな詩を書くのだろう。

 全てに区切りがあるし、大切だ。さて、僕の区切りは・・・・・・。[07.12.19



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